日本アカデミー賞 本学OB3人に栄誉 周防さん、柴崎さんに最優秀賞
校友
2015.3.31 14:23
第38回日本アカデミー賞の授賞式が2月27日に東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われ、商学部商業学科出身の作曲家周防義和さん(61歳、1978年卒)が映画「舞妓はレディ」の劇中音楽で最優秀音楽賞を受賞した。
周防さんの最優秀音楽賞受賞は「Shall we ダンス?」(97年)以来、2度目。
また、芸術学部映画学科出身の撮影技師柴崎幸三さん(57歳、81年卒)が「永遠の0」で最優秀撮影賞を受賞した。柴崎さんの最優秀撮影賞受賞も「ALWAYS 三丁目の夕日」(2006年)以来2度目。さらに、同学科出身の俳優池松壮亮さん(24歳、13年卒)が新人俳優賞を受賞した。
「舞妓はレディ」は、舞妓に憧れて、京都のお茶屋世界に飛び込んだ少女の成長を描いた物語。歌唱とダンスを要所に織り込んだミュージカル調の作品となった。映画の劇中音楽の製作期間は通常2カ月ほどだが、この作品は俳優の声質に合わせるミュージカル曲も多く、全曲完成まで約1年を要した。
周防さんは「ミュージカルなので音楽が骨格の映画。こうした映画に長期間携わることができてやりがいを感じた。その上、最優秀音楽賞を受賞できてとてもうれしい」と語った。
周防義和さん
柴崎幸三さん