日本商業学会 河股准教授が優秀論文賞
ロゴデザインの配色幅広げる

優秀論文賞を受賞した河股准教授
日本商業学会は5月30、31日に全国研究大会を横浜市の神奈川大学みなとみらいキャンパスで開催し、本学商学部の河股久司准教授(消費者行動)らの共同研究論文が優秀論文賞に選ばれた。
同賞は昨年に同学会の学会誌「流通研究」に掲載された論文の中から、特に優れた論文に与えられる。今回の受賞は研究成果に加え、複数の実験による多角的な検証が評価につながった。
受賞した河股准教授の論文は神奈川大学経済学部の權純鎬(くぉんすんほ)准教授(消費者行動)との共同研究。論文名は「ブランド・ロゴにおける配色とブランド・パーソナリティの適合がブランド態度に与える影響」。
ブランドのロゴでは、企業が洗練された印象を与えたい場合には同系2色を、斬新な印象を与えたい企業は反対色同士を使用するとブランドイメージとロゴが合致する。この両者が合致することで、ブランドの印象が良くなることが分かった。
今回の研究は特定の色に依存した研究ではなく、色相環(=色のグラデーションを表した図)における2色の差分(=色相環で色同士がどれだけ離れているのか)に注目した。この研究により、特定の色の組み合わせではなく、色同士の関係を基準に配色を考えられるようになり、ロゴデザインの色選びの幅を広げた。
河股准教授は「色についてはまだ分からないことが多い。他分野の専門家とも関わりながら、少しずつ研究の幅を広げていきたい」と今後の展望を語った。







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