自主創造プロジェクト 香水「Le Caché」
アイデアを製品化

開発に携わったプロジェクトのメンバー。左から原彩華さん(薬4)、鈴木理沙さん(同4)、中村美優さん(同4)、山田怜奈さん(同4)、白井芙佳さん(理工・物質応用化4)、栗藤明里さん(薬4)、髙山瑠那さん(同4)
理工学部と薬学部の学生42人が参加する「自分たちの欲しい化粧品を作ろう!」プロジェクトが、香水(フレグランス)「Le Caché(ル・カシェ)」を開発した。同製品は産業界との連携でコーヨー化成の協力も得て実現。理工学部駿河台校舎と薬学部の購買部にて、税込990円で販売している。

製品化された「Le Caché」
同プロジェクトは、本学の「自主創造プロジェクト」の一つとして昨年度に始動。勉強中の気分転換を目的に香水の開発が進められた。ブランド名は「ル・カシェ」。「カシェ」はフランス語で「秘められた」を意味する言葉が由来。自分だけの空間で使えるというコンセプトが形状やパッケージに反映されている。
同製品の最大の特徴はロールオンタイプ(ボトルの先端にボールが付いている形状)の採用。周囲に香りを広げず、ゴミも出さないという学生らの強いこだわりが基本にある。しかし企業側に同形状の生産ラインがなく、費用の調整などで苦戦。成分の調合でも、メントール(ミントなどに含まれる有機化合物)と香料の配合比率によって香りの強弱や広がり方が変わるため「シトラス」と「フローラル」の2種に絞り何度も試作を実施。企業との打ち合わせを通して、課題解決の方法など多くを学んだ。
同製品は6月12日に林真理子前理事長と大貫進一郎学長に進呈された。今後は他学部との連携や新製品の開発など、次世代への引き継ぎを含めた展望を抱いている。
代表を務める山田怜奈さん(薬4)は「学生のうちに製品を作るのはまずない経験。やってみたいと思ったら、どんどんチャレンジしてみてほしい」と笑顔で語った。

林真理子前理事長と大貫進一郎学長に進呈する山田さんと白井さん







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