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日芸映画祭 「はたらく×ジェンダー」

渋谷で16作品を上映

 芸術学部映画学科の学生が主催する日芸映画祭が12月6日から12日までの7日間、東京都渋谷区のユーロスペースで開催される。今年のテーマは「はたらく×ジェンダー」。
 テーマを選定した酒井優和さん(芸術・映画3)は「労働としてではなく、生きるための行動としての『はたらく』を意味するため、あえてひらがなで表記した」という。
 映画業界の性加害問題やインティマシーコーディネーター(俳優の心身の安定と演出意図の実現を両者の間で調整する人)の役割が話題に上がっている昨今、将来映画業界を目指す学生として注目すべきテーマだ。
 同映画祭では『下女』(1960年)など16作品を選定。うち14作品は若年層へ映画館で鑑賞する価値を見い出してもらうため、動画配信サイトにはない作品を選んだ。
 今回特に学生に勧めたい作品は、アリス・ギイの功績が描かれたドキュメンタリー『映画はアリスから始まった』(2018年)。アリスは世界初の女性映画監督で、男女逆転物語の『フェミニズムの結果』(1906年)など、当時では意欲的な作品を多く制作。
 実行委員の松本真優さん(芸術・映画3)は「自身の労働やジェンダーの問題とも向き合える時間になってほしい」と映画祭に思いを込めた。

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