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バスケットボール全日本大学選手権 本学15年ぶりの王座

米須が最優秀選手賞に輝く

 バスケットボールの全日本大学選手権が昨年11月29日から12月15日まで東京都渋谷区の国立代々木競技場第二体育館などで行われ、本学は決勝で東海大を破り15年ぶり13回目の優勝に輝いた。

 また、米須玲音(文理4=京都・東山高)が最優秀選手賞とアシスト王、新井楽人(危機管理3=静岡・沼津中央高)とコンゴロー・デイビッド(スポーツ科4=兵庫・報徳学園高)が優秀選手賞に選出された。その他、古川貴凡監督も最優秀監督賞に表彰された。

 42チームが出場した今大会。本学は12月5日の日本経済大との初戦に挑んだ。第3クオーター(Q)で1点差まで迫られるも、最終Qで突き放し勝利を飾った。続く神奈川大との準々決勝はデイビッドがチーム断トツの29得点を挙げるなど躍動。試合も前半をビハインドで折り返すも、後半にリードを奪って74―64で逆転勝ちを収めた。

 14日の準決勝は東海地区1位の名古屋学院大との対戦。米須が9アシスト、松村竜吾(文理4=土浦日大高)が4本のスリーポイントシュートを沈めるなどの活躍で得点を伸ばす。ディフェンス面でもそれまで1試合平均104・7点と高い攻撃力を見せていた相手を67点に抑え、86―67で決勝に進出した。

 迎えた15日の決勝は関東地区3位の東海大。10月の関東大学リーグ戦(1部)で敗戦しているが、第1Qで27得点を挙げ、大きくリードを奪う。第2Qでも点差を広げ、46―27で前半を折り返した。後半は相手の反撃により最終Q残り2分で3点差まで追い上げられるも逃げ切り、15年ぶりの栄冠に輝いた。
 米須は「1試合を通して色々あったが勝ち切れたことが一番。日本一になることができてうれしい」と喜びを語った。

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