サークル紹介2025

　１９２４年に創部し昨年に１００周年を迎えた山岳部は法、経済、商、生産工、生物資源科の５学部１０人が活動している。
　毎週火・木曜日には東京都文京区にある部室を拠点にランニングなどのトレーニングを実施。また、登山計画書を作成することで、年８回程度の山行に備えている。
　難易度の高い北アルプスの雪山などにも１年ごとに挑戦するため、強化合宿を季節ごとに行うなど鍛錬は欠かさない。
　主将の黒木佳太さん（経済・経済３）は「登山をはじめクライミングなど、ここでしかできない経験とやりがいがある。ぜひ入部を検討してほしい」と熱く語った。

　１９４６年創部のソフトテニス部。文理、スポーツ科、理工の３学部と通信教育部の６人が所属している。
　練習は週に１回、文理学部のテニスコートで行う。長期休暇中は活動の頻度を増やすほか、春休みには千葉県白子町で合宿がある。
　また練習の成果を発揮できる大会に多く出場できることも魅力の一つ。昨年は全日本学生選手権や関東学生春季リーグ戦に出場した実績を持つ。
　主将の谷中康生さん（理工・土木工３）は「他のソフトテニス部よりモチベーションを持って練習できるサークルだと思う」と話す。経験者を中心に募集中。

　１９５７年創部の将棋研究会は文理、芸術、生産工の３学部と通信教育部の２６人が所属。不定期で月・火・木・土・日曜日のいずれかに経済学部本館で活動している。
　実力に関係なく対局しており、真剣に研鑽（けんさん）を積む時間を過ごすことができる。また、コミュニケーションを取る時間も設け、めりはりのある雰囲気の中で活動している。
　大会への出場や、他大学との交流戦が盛んに行われており、練習の成果を試すことができる。
　代表の宮崎創さん（経済・金融公共経済３）は「経験の有無に関わらず気軽に参加してほしい」と新入生に呼びかけた。

　１９６８年に創団した管弦楽団は、１０学部４６人が在籍。活動は、毎週月・火・土曜日に東京都世田谷区の八幡山サークル学生会館地下３階で行っている。
　毎年、６月と１２月に行われる定期演奏会を中心に活動している。また、東京都世田谷区で行われる「しもたか音楽祭」や文理学部の桜麗祭の参加などを通して演奏技術の向上を目指すとともに学生間の交流を深めている。
　団長の野津慎ノ介さん（生物資源科・森林３）は「今年で５７周年を迎えた歴史ある学生オーケストラです。未経験者も多く、和やかな雰囲気で音楽を楽しめます」と語った。

　１９５４年創部の吹奏楽研究会は法、文理、商、芸術、危機管理、理工、生産工、生物資源科の８学部と通信教育部の３９人が所属。東京都世田谷区の八幡山サークル学生会館で毎週木曜日は午後５時、土曜日は午後３時から活動している。
　８月の合宿では昼夜を通して猛特訓。普段とは異なる環境の中で、それぞれが技を磨いていく。
　定期演奏会のほか、毎年１０月に東京銀座のゴールデンパレードに参加。
　主将の今村明夢さん（法・法律３）は「競技部の応援や出港歓送演奏など、活動は多岐にわたる。ぜひ体験し、見学してほしい」と語った。

　１９７５年に創部した学生赤十字奉仕団は法、文理、経済、芸術、理工、生産工、生物資源科の７学部、７４人が所属している。
　法学部６号館で月２回行われる定例会では、活動報告やレクリエーションを通して、福祉に触れる機会を設けている。ボランティア活動では障がいがある人の食事や車いすの補助を行ったり、特別支援教育を受けている子供たちと交流会を行ったりしている。
　代表の長谷川凜さん（生物資源科・国際共生３）は「人とのつながりを大切にできる。新しい活動にも挑戦していくので興味がある人はぜひ」と新入生へ呼びかけた。

　１９６６年創部のスカウト研究会は法、経済、医の３学部１０人で活動している。
　活動はイベントが開催される際の奉仕活動を主に行っている。献血の呼びかけや「東京マラソン」、「板橋Ｃｉｔｙマラソン」での給水係、「隅田川花火大会」での交通整備などさまざまだ。
　その他にも自分たちで企画したハイキングやキャンプなどのアウトドア活動も通して仲間との協調性や社会性を学んでいる。
　主将の田中成周さん（法・法律３）は「コロナ禍から活動が減っていたが、今年からは活動頻度を上げていきたい」と意欲を見せた。

　１９６３年に創部し、６０年以上の歴史を誇る少林寺拳法部。法、文理、経済、商、危機管理、生産工、生物資源科の７学部と通信教育部の計２１人が所属している。
　少林寺拳法は相手の力を生かす武道。未経験者や女性でも始めやすいのが魅力だという。
　普段の活動は毎週月・水・土曜日。文理学部と経済学部で、２カ月に一度ある大会に向けて練習を行う。また、他大学との合同練習や、３月と８月に長野県などで合宿も実施している。
　主将の園田嵐士さん（商・経営４）は「一生の友人ができると約束する」と熱く語った。