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学部・大学院

文理 華麗な貴重文献45点  古典文学作品など魅力伝える

 文理学部と同学部資料館は5月15日から7月22日まで、同学部図書館棟1階資料館展示室で企画展「読み詠み学ぶ―日本語日本文学資料展―」を開催している。日本語日本文学分野での開催は6年ぶり。
 同学部図書館は日本語日本文学関係の文献を数多く所蔵している。そこで、本学学生や教職員、近隣住民に所蔵資料を紹介するため、有名な古典文学作品を中心に45点の貴重資料を一般公開している。
 今回の企画は、企画担当者の鈴木功眞(のりまさ)教授(日本語学)をはじめ同学部資料館学芸員や国文学科専任教員らが準備を進め、展示室の設営やポスター、図録などを作成した。ガラスケース越しとはいえ、保存状態の良い色彩豊かな実物を鑑賞できる有益な機会だ。
 展示資料は、清少納言によって書かれた著名な随筆『枕草子』(江戸初期写)や華麗な色絵が施された奈良絵本のひとつ『住吉物語』(江戸前期写)。そのほか、肉筆で書かれた歌仙絵と裏面に金箔が貼られた200枚ぞろいの豪華な「百人一首かるた」(江戸製作)など、長い年月を経ても色あせない文学作品の美しさを堪能できる。

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