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重量挙げ全日本大学対抗 団体3連覇を達成

圧巻の5階級制覇 西川は大学新で完全優勝

 重量挙げの全日本大学対抗選手権(1部)が昨年12月13、14日に山梨市民総合体育館で行われた。本学は全8階級に出場し5階級を制覇する活躍を見せ、団体3連覇を達成した。また、同会場で同月12日に行われた全日本大学対抗選手権(女子)では、53㌔級で佐藤友咲(文理4=付属藤沢高)が2位に輝いた。

 階級別の優勝者は65㌔級の泊幸大郎(生物資源科2=京都・海洋高)、71㌔級の永山盛耀(経済4=沖縄・糸満高)、88㌔級の浪越晴太郎(文理3=福島工高)、94㌔級の西川勝之(同4=京都・朱雀高)、110㌔超級の塚田直人(スポーツ科3=栃木・小山南高)。

 65㌔級の泊はスナッチの3回目でジュニア日本新記録の130㌔をマーク。クリーン&ジャークでは1本目に148㌔を上げてトップに立つと、3本目にジュニア日本新記録の160㌔を成功させ記録を伸ばした。トータルでも290㌔のジュニア日本記録を塗り替え圧勝した。

 71㌔級の永山はスナッチで124㌔を成功させ3位につけた。ジャークでは2本目に153㌔を成功し種目1位となり、トータル277㌔で逆転勝利を収めた。

 88㌔級の浪越は、スナッチの2本目に142㌔を上げ単独首位となり、3本目では147㌔まで記録を伸ばす。ジャークでは2本目に失敗した177㌔を3本目に成功。トータル324㌔で優勝を果たした。

 94㌔級の西川はスナッチの3本目に大学新記録の165㌔を上げると、ジャークでも大学新記録の201㌔を達成。トータル366㌔の大学新記録で完全勝利した。

 110㌔超級の塚田はスナッチの3本目に146㌔を成功させ首位に立つ。直後に2位の棚原幹勝(法大4)が147㌔に挑むも失敗。その後、ジャークで183㌔を成功させトータル329㌔で勝利を決めた。

 団体では2位の法大に50点差と圧倒的な差を見せつけ3連覇を成し遂げた。

主将の覚悟貫く

 けがをしていても、主将としてできるという姿を見せたかった」。最後まで上げ切る西川の姿は、主将としての覚悟を体現していた。

 両親が重量挙げ経験者という環境で育ち、高校から本格的に競技を始めて本学に進学。

 大学1年生の全日本選手権で優勝を果たすと、全日本大学対抗でも団体の重要な得点源としてチームを支え続けた。

 しかし、順風満帆な競技人生ではなかった。3年生の時に背中を負傷し、思うように記録が伸びない時期を経験。その当時は「焦っても仕方がない。今できることを一つずつやっていこう」と、地道に努力を重ねてきた。

 3年生の全日本大学対抗が終わると、主将に就任。「大所帯を率いることが得意ではない」と語る西川だが、「任された以上、団体を優勝に導くのが自分の役目」と覚悟を決めた。

 今大会の1カ月半前からは、階級調整と今後の大会を見据え3、4㌔の減量を開始。加えて、3週間前に筋膜炎を発症。大会当日はアップの段階から痛みを抱え、スナッチは厳しい状況だった。

 それでも3本目で165㌔に成功。この重量は大学新記録であり、世界選手権の参加標準記録にも直結する重さだ。前日に稲垣英二監督と話し合い、最低限上げるべき重量と意識していたという。結果、トータル366キロで1位。大学記録更新と世界選手権標準記録突破を成し遂げ、団体3連覇を果たした。

 西川は卒業後も競技を続ける。目標はオリンピック出場。そしてメダル獲得と次の舞台を見据える。4連覇を目指す後輩たちに対しては「自分らしく大会で戦ってほしい」と思いを託した。

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