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柔道・全日本学生優勝 男子28年ぶりの栄冠

三崎が残り6秒で勝負決める

柔道の全日本学生優勝大会が6月28、29日に東京都千代田区の日本武道館で行われ、本学男子は決勝で天理大を破り1997年以来28年ぶり6回目の優勝を飾った。

今大会は大学日本一を決める体重無差別の7人制団体戦で、全国から各予選を勝ち上がった62校が出場。
3回戦から出場した本学は初戦の東亜大、続く筑波大との対戦を無傷で勝ち抜き準々決勝に駒を進めた。中大との準々決勝では次鋒の宮本拓夢(スポーツ科2=長崎日大高)が3回の指導を取られ、反則負けとなり先制を許す。しかし、直後の五将戦で浜田哲太(同4=東京・修徳高)が背負い投げの技ありですぐに追いつくと、その後は3連続の一本勝ちなどで圧倒。5―1で準決勝に進出した。
準決勝の相手は準々決勝で27回の優勝を誇る強豪東海大を破った桐蔭横浜大。勢いのある相手に対しても先鋒の浜田が肩固めで一本勝ちを取ると、一度も主導権を渡さず5―0の全勝で9年ぶりの決勝へ。
天理大との決勝は先鋒、次鋒の太田隆介(法4=愛知・桜丘高)が引き分けとなり膠着状態に。試合が動いたのは中堅戦。村瀬浩樹(文理3=兵庫・神戸国際大付高)が相手を隈落としの技ありで制し、先制する。さらに三将戦で浜田が残り19秒で一本背負い投げを決め2―0。流れは本学に来たと思われたが、副将戦で庄司陸吾(法4=山形・羽黒高)が一本負け。勝負は大将戦に持ち越された。
大将戦は三崎大和(スポーツ科3=千葉・東海大浦安高)が大腰の技ありで先制。そのまま逃げ切りを図ったが、残り30秒で向井球真(4)が小外刈りで有効、同23秒で同じく小外刈りで技ありを取られ逆転を許す。しかし、ドラマは残り6秒で起こった。飛び掛かってくる相手に一本背負い投げと大腰の合わせ技の技ありを決め合わせ技一本。劇的な優勝を飾った。

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