大相撲三月場所 草野が新十両優勝
初日から12連勝で最速タイ
大相撲一月場所で新十両に昇進を決めた西14枚目の草野関(伊勢ケ浜部屋=本名・草野直哉、2020年文理入学)が、三月場所で初日から12連勝の最速タイ記録で新十両優勝を決めた。
新十両優勝は昨年一月場所の尊富士(同部屋=本名・石岡弥輝也、22年法卒)以来。また、12日目での優勝決定は、一場所15日制が定着した1949年五月場所以降で、77年の琴乃富士以来48年ぶりの快挙となった。
破竹の白星行進を続けた草野は、13日目に東2枚目の嘉陽(中村部屋)と対戦。草野にとって全勝優勝を果たせば一場所での入幕の可能性も見えてくる重要な取り組み。立ち合い直後、素早く相手の懐に入り土俵際に追い込む草野。だが嘉陽のいなしで背後を取られ、送り出しで土をつけられた。
その後も白星を獲得し、迎えた千秋楽。対戦した西5枚目の藤青雲(藤島部屋)は同郷の先輩で昨年五月場所で黒星を喫した相手。今場所は押し出しでリベンジを果たし、14勝1敗の見事な成績で大阪の春を飾った。
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