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デフテニスグローバルチャレンジ大会 宮川が混合複で優勝

女子単・複は惜しくも準V

 聴覚障がい者によるテニス競技・デフテニスのグローバルチャレンジ大会が11月2日から5日まで、東京都江東区の有明テニスの森公園で行われた。本学の宮川百合亜(スポーツ科3=神奈川・橘学苑高)はミックスダブルスで優勝、女子ダブルスと同シングルスで準優勝を果たした。
 
 4日に行われたミックスダブルスは兄の宮川楓雅(藤野企画)とのペアで出場。準決勝で強豪のフランスと対戦し、男子選手の強いストロークに宮川百は苦戦するも、兄妹だからこその息の合ったプレーを見せ、セットカウント2―0で勝利した。迎えた決勝は相手選手に押される場面もあったが、攻撃重視のプレーで終始相手を翻弄。セットカウント2―0で優勝を決めた。

 同日に行われた女子ダブルスで宮川は杉本千明(京都外大西高2)とのペアで出場。準決勝1セット目は杉本が攻め込まれ、ゲームカウント0―4と序盤から厳しい展開となった。しかし、常にどんな場面でも宮川が声掛けするなど精神面で杉本をサポート。セットカウント2―0で試合を制した。

 その後、挑んだ決勝。相手はペア歴の長い菰方里菜(同志社大4)・鈴木梨子(専大4)ペア。宮川は得意とする後衛での動きを生かしきれず、セットカウント0―2で敗れ準優勝となった。

 翌5日の同シングルス決勝の相手は今年行われた全豪オープン決勝でも戦った菰方。これまでに何度も対戦経験があったものの一度も勝ったことのない難敵。今大会に向けて対抗策を練習してきたが、昨年からの膝の痛みや準決勝の疲れも影響し1セット目を簡単に奪われてしまう。2セット目はラリーを続けることに集中。相手のミスを誘うことに成功する場面もあったが、ゲームカウント4―6で優勝を逃した。

 今大会は来年11月に東京で開催されるデフリンピックの日本代表を決める重要な試合。宮川は「うまくアピールをすることはできたのではないか」と自分のプレーに満足そうだった。

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