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スポーツ

競泳日本パラ選手権  OB木村2種目制覇

圧倒的な泳ぎで快勝挙げる

 水泳の日本パラ選手権が11月9日から10日まで滋賀県のインフロニア草津アクアティクスセンターで行われ、視覚障害S11クラスの木村敬一(2015年大学院文学研究科博士前期課程修了=東京ガス)が男子50㍍のバタフライと自由形2種目で優勝を果たした。

 9日の同50㍍バタフライ決勝は序盤から力強い泳ぎを見せ、トップに躍り出る。そのまま先頭を維持し他の選手を寄せ付けることなく、28秒79で2位と2秒26の大差をつけてフィニッシュした。

 10日の同50㍍自由形決勝でもスタート直後から他の選手を引き離す。その後も圧倒的な強さで危なげない見事な泳ぎを見せ、2位と1秒81差の27秒53でゴールした。

 木村は障害が最も重いS11クラスだが、両競技とも同じクラスの選手の出場がなかった。そのため障害が中程度のS12、S13クラスの選手らと競技を行ったものの、2位以下の選手に差をつけ2種目を制覇。

 木村はパリパラリンピック終了後から休養し練習を再開したばかりで、あまり本調子ではなかったようだ。特に同50㍍自由形ではパリパラリンピックでの25秒98を大幅に下回るタイムだった。それでも力強い圧倒的な泳ぎを見せ、パリパラリンピック2冠の意地を見せた。

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