相撲全国学生 団体戦は準々決勝敗退
川上個人でベスト8
相撲の全国学生選手権が11月2、3日に東京都墨田区の両国国技館で行われ、本学の川上竜昌(スポーツ科4=熊本・文徳高)が個人戦でベスト8入りを果たした。また、団体戦では優勝した日体大に惜しくも敗れ、準々決勝敗退に終わった。
川上は決勝トーナメントへ順調に勝ち上がり、準々決勝で五島雅治(拓殖大4)と対戦。立ち合い直後、素早く相手の懐に飛び込み左手でまわしをつかむも、五島の力強い押しに屈し、押し倒しで敗れた。川上は「あまり体が動かなかったが、決勝トーナメントに入れてほっとした」と振り返った。
2日目の団体戦は準々決勝で日体大と対戦。先鋒の川上はリ・ビル・クリストファー(3)に送り出しで先陣を切るも続く二陣、中堅戦で日体大に連敗を喫した。悪い流れを断ち切りたい副将戦では花岡真生(文理4=同高)が依田蒼基(2)と対戦。立ち合い後に激しい押しの応酬を繰り広げたが、隙をついて一気に土俵際まで追い込み押し出した。
2ー2と五分に持ち込んだ本学。勝負は大将戦に託された。大将の成松祐乃介(同2=鳥取城北高)は杉本弘樹(2)の力強い押しをかわしながら果敢に攻めるも最後は押し倒されて敗れた。
団体戦後に花岡は「一人一人、自分の相撲が取れていて良かった。4年生はこれが最後。来年優勝することを願っている」と、悔しさをにじませながらもにこやかに話した。
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