短水路日本選手権 寺門200㍍バタ2連覇
本学勢8種目で表彰台
男子200㍍バタフライで力泳する寺門
競泳の短水路日本選手権が10月19日、20日に江東区の東京アクアティクスセンターで行われ、寺門弦輝(スポーツ科4=千葉・昭和学院高)が男子200㍍バタフライで優勝し、連覇を果たした。そのほか、平井瑞希(付属藤沢高3)が女子50㍍背泳ぎと同100㍍バタフライで優勝するなど、本学勢は8種目で表彰台に上がった。
19日の同200㍍バタフライ決勝、寺門は50㍍のターンを4位で通過。その後徐々に順位を上げる。ラスト50㍍で先頭に立つと、ペースを保ったまま1位でフィニッシュ。前回大会から1秒以上タイムを縮めた。
前回大会で自分は「後半型」であると語った寺門だが、パリ五輪を経験し、世界で戦うには「前半から攻め、後半も耐える」ことが重要だと実感。このレースではその経験を生かせたという。しかし1分50秒台を切るという目標には届かず、悔しさをにじませた。
寺門は20日の同100㍍バタフライにも出場し2位に。さらに19日の同50㍍背泳ぎで田中雄貴(文理3=付属豊山高)と、20日同200㍍個人メドレーで小方颯(スポーツ科3=付属日大高)が3位と健闘。小方はレース後「国際大会代表選手選考会後に休んだ期間もあったが、また自分らしさを取り戻せるようにしたい」と語った。
女子は平井以外に石川真菜(同1)は100㍍個人メドレーと200㍍平泳ぎで3位となった。
20日の女子100㍍バタフライで55秒86の自己ベストで優勝した平井。パリ・オリンピアンとしての実力を見せた。平井は「自己ベストを更新し続けたい」と意気込んだ。
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