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スポーツ

【レスリング】吉田3年連続優勝/全日本大学

階級上げるも圧倒的強さ

 レスリングの全日本大学選手権が11月9、10日に大阪府堺市の金岡公園体育館で行われ、男子フリースタイル125㌔級の吉田アラシ(スポーツ科3=埼玉・花咲徳栄高)が昨年、一昨年の同97㌔級と合わせ3年連続の優勝を果たした。

 また、同61㌔級の永井陸斗(同1=同高)、同97㌔級の藤田龍星(商3=同高)が3位に入った。
団体は、各階級の1位から8位までの成績をポイントに換算して大学ごとの総合成績を競う。本学は合計32点の5位だった。

 同97㌔級では敵なしの吉田。「世界で戦っていくために、他大学に留学生がいるこの階級にチャレンジしたかった」と階級を上げた理由を話し、9日の準々決勝で昨年の覇者で留学生のバトバヤル・ナンバルダグワ(育英大2)と対戦。豪快なタックルから一気に抑え込み、開始1分47秒にフォールで撃破した。
 丸山政陽(日体大2)との準決勝は、序盤から順調に得点を重ね2分32秒でフォール勝ち。準決勝までの3試合すべてをフォール勝ちで決勝に駒を進めた。

 10日に行われたソヴィット・アビレイ(山梨学院大3)との決勝。吉田は終始攻めの姿勢で相手に隙を与えず、開始4分19秒で11―0のテクニカルスペリオリティ勝ち(10点差がついた時点で試合終了)を決めた。

 同97㌔級で2連覇を果たしていた吉田。階級を上げて出場した同125㌔級でも4試合を戦い抜き、相手に1点の得点も許さない圧倒的な強さを見せた。
 最重量級でも通用する実力を見せつけた吉田は「優勝はできたが、97㌔級とは違う重さやパワーを感じた。その中で見えてきた課題に今後向き合っていきたい」と意気込んだ。

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