自転車全日本ロード 鎌田がタイムトライアル初制覇
連覇目指したロードは2位
自転車の全日本選手権ロードが6月20日から23日に、静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで行われた。JCL TEAM UKYO所属の鎌田晃輝(スポーツ科2=愛媛・松山学院高)が男子U23の2種目に出場。タイムトライアル(TT)で初優勝を飾り、連覇を目指したロードレースで2位に終わった。
21日に行われたTTは1周5㌔を5周走り、タイムの速さを競う。鎌田は2組目の6番目に出走。1周目を8分1秒の好スタートを切ると、その後も安定した走りを見せる。「調子は良かった」と振り返ったように、2位に32秒差をつけ圧勝。見事、同種目初優勝を飾った。
連覇を狙った翌日のロードレースは1周8㌔のコースを14周、計112㌔で争われた。121人が出走したレースは残り2周時点で先頭争いはわずか7人に絞られる。
最終盤に寺田吉騎(シマノレーシング)が抜け出すと鎌田も負けじと何度もアタック。だが追い抜くことはできず、寺田と3秒差の2位に終わった。
鎌田は「TTは足も仕上がった状態で臨むことができたが、ロードは最後のスプリントで逃げきられてしまった」とレースを振り返った。
学生ロード4位 追いあげ届かず
自転車の全日本学生個人ロードレースは、6月15、16日に長野県木祖村の奥木曽湖周回コースで行われた。
本学勢は10人が出場し、5人が完走。4位に入った鎌田が最高順位だった。レースは154㌔で争われた。
昨年5位の阿部源(スポーツ科2=愛媛・松山学院高)など本学出場選手の半分が途中棄権となる中、先頭集団から離れたメイン集団でレースを展開。残り1周の時点で先頭集団まで一時5秒差まで詰め寄ったが、逆転することはできず4位に終わった。
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