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スポーツ

空手全日本フルコンタクト  金岡が初優勝

前回王者沢井は3位  来年の世界選手権出場へ

空手の全日本フルコンタクト選手権が5月25、26日にエディオンアリーナ大阪で行われた。本学勢からは新極真会川崎東湘南支部所属の金岡陽大(スポーツ科2‖東京・淑徳巣鴨高)が男子軽重量級で優勝に輝いた。また、同会東京城南川崎支部所属の沢井天心(同4‖同高)が同軽量級で3位に入った。金岡と沢井は来年5月の全世界フルコンタクト選手権に出場する。
 同大会はトーナメント形式で行われ、5人の審判による判定で勝敗が決まる。
 金岡は初戦を5―0と難なく勝ち進み、2回戦では最終シードの高橋佑汰(日本空手道 高橋道場)と対戦。見事に相手を圧倒し4―1で準々決勝に。勢いに乗った金岡は、準々決勝を5―0で圧勝。初のベスト4入りを果たした。
 しかし、準決勝では相手の早川羅偉(桜塾)にペースを握られ、本戦では引き分け。続く延長でも再度引き分けになるも、最終延長戦で盛り返し5―0の判定で勝利を収めた。
 決勝では、高校時代の先輩、片桐大也(極真武道空手連盟 極真拳武會)と対戦。金岡は間合いを詰めて果敢に攻め続けるも、距離を取られる展開が続いた。有効部以外への攻撃などで片桐が3度の反則。結果5―0と初栄冠に輝いた。
 昨年の同大会王者・沢井はシードでスタート。初戦から隙のない組手を見せ、初日は全て本戦で勝ち進む安定した戦いをみせた。続く準々決勝も勝利し準決勝に進出。
 準決勝では紅谷凱(極真武道空手連盟 極真拳武會)と対戦。互いに攻め続け一進一退の攻防の中、隙をつかれ上段ヒザ蹴りで技ありを取られた。この技ありが響き、0―5で敗退。3位決定戦では昨年王者の風格を見せ、魚本尚久真(魚本流空手拳法連盟)を寄せ付けず3位に入った。
 優勝した金岡は「今までは2年連続ベスト8。今回が最後の挑戦だと思って臨み、最高の結果につながってよかった」と初優勝を振り返った。
 

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