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研究

衛星設計コンテスト  理工学部・NUPPsが入賞

高精度な月内部構造の推定

 日本機械学会、日本航空宇宙学会などが主催する衛星設計コンテストの最終審査会が、昨年11月23日に東京都千代田区の連合会館で開催された。本学から参加した理工学部の奥山圭一教授(材料工学)の衛星開発工房NUPPsによる「月面衝突閃光を用いた月震観測ネットワーク」が、アイデアの部でスペースフロンティア賞を受賞した。

同コンテストは宇宙空間を使った新しいアイデアを実現する小型衛星の設計を行い、着想点や創意工夫、将来性などが評価される。最終審査会では一次審査を通過した15作品の発表が行われた。

NUPPsはアポロ計画時に取得された月震(月で発生する地震)データを用いた手法より詳細な月の内部構造の推定を目的とするミッションを提案。月震計の設置とともに、流星体が月に衝突した際に生じる月面衝突閃光を人工衛星などから観測し、正確な衝突位置を把握。測定した月震波と照らし合わせることで高精度の月内部構造を推定できるとした。

内部構造の把握は月面探査において重要な基盤情報。加えて月面衝突閃光の観測結果を併用する独創性、機器の構造や人工衛星が丁寧に設計されている点が高く評価され、入賞を果たした。

代表の増田なぎさん(航空宇宙工3)は「斬新でありながらも実現可能なアイデアの案出に苦戦したが、今年度引退の自分たちにとって最後のチャンス。何としても、という思いが強かった」と喜びを語った。

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