ICCサミット 独自の核融合炉開発を提案
「LINEA」が優勝
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浅井教授(右から3番目)とLINEAイノベーションの創業初期メンバー(提供=本人)
ICCパートナーズが主催する「ICCサミット FUKUOKA 2026」が3月2日から5日までヒルトン福岡シーホークで開催された。4日には7分間でプレゼンテーションする「リアルテック・カタパルト」を開き、本学理工学部の浅井朋彦教授(プラズマ物理学)が共同創業者でもある核融合炉の研究開発ベンチャー「LINEAイノベーション」が優勝した。
同サミットは毎回500人以上が参加し、経営者らが集い議論・交流を重ねることで産業を創出することを目的とする。
2023年に設立のLINEAイノベーションは、中性子が発生しない「p―11B(軽水素・ホウ素11)核融合」による商用核融合炉の開発を目指す大学発ベンチャー。昨年6月には初の「日本大学発ベンチャー」にも認定された。
次世代エネルギーとして注目される同社による核融合炉の開発は、プラズマの閉じ込め方式の一種、FRCとミラーを合わせた独自のハイブリッド方式を採用。反応に用いる水素とホウ素は、いずれも比較的入手しやすく、燃料の安定供給が見込まれるだけでなく、放射性物質の発生も比較的少ないとされ、高い安全性と社会的受容につながる。同社は2030年代の発電実証を目指して、開発を進めている。
浅井教授は「サミットを通じて、私たちの研究開発に多くの賛同をいただけた。学生もチャンスがあると感じたら挑戦してほしい」と今後の展望について語った。







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