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研究

観光情報学会 宿泊データから需要分析

生物資源科鈴木専任講師が優秀賞

 観光情報学会の全国大会が7月20日、21日に広島県の広島市立大学サテライトキャンパスなどで開催され、生物資源科学部の鈴木祥平専任講師(観光情報学)の研究演題「宿泊価格の時系列変化と地域格差―宿泊予約サイトデータを用いた分析―」が最上位の大会優秀賞を受賞した。
 
 同大会は観光業界における人工知能(AI)の活用や今後の展望の予測など、観光分野の幅広い情報を対象に研究発表が行われる。今回は全国から20件の研究が集まった。
 
 受賞した研究は観光消費におけるデータの可視化と分析が目的。鈴木専任講師は日本の宿泊予約サイトから2019年2月から24年5月までの宿泊プランのデータを収集。各都道府県の宿泊に必要な標準的な金額の変動を捉えることで宿泊需要の変化を分析した。
 
 都道府県単位で公表されているデータは月単位の集計しかないため、独自にデータを収集し細かな期間の推移を確認=グラフ。そのため、収集データの有用性の証明に難航。先行研究がないため、以前発表した自身の研究で裏付けできる根拠を作った。
 
 鈴木専任講師は「他の素晴らしい研究もある中で選ばれ光栄だった。地道な作業の積み重ねがやっと一つ報われた」と喜びを語った。
 
 今後、今回の結果と考察を基に、地域ごとの特徴を踏まえたより細かな傾向分析を行っていくとしている。

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