本学の付属高、中等教育学校の代表２５人が参加した第３９回英語スピーチコンテストが１０月１９日に日本大学会館で開催され、土浦日大高３年のアルベロ・ミチコさんが優勝。大塚吉兵衛学長から学長杯が手渡された。

　アルベロさんは「将来は英語を使って世界で活躍したい」と語った。
　「ＢＲＡＶＥ　ＮＥＷ　ＷＯＲＬＤ（勇気のある新世界）」と題してスピーチしたアルベロさんは、科学技術が究極まで発展した社会で思考を停止し欲望のままに生きる人間の日常を描いた英国のオルダス・ハクスリーのＳＦ小説『すばらしい新世界』に言及し、「技術革新が進み、どんな欲求でも満たされる社会で私たちは本当の幸せを見失っていないか」と問い掛けた。
　８位までの入賞者は次の通り（敬称略）　
　②田地野和哉（千葉日大一高３）　③立木良弥（大垣日大高１）　④橘うらら（山形高２）　⑤飯塚映励奈（鶴ヶ丘高２）　⑥増子万葉（東北高２）　⑦丁久琪（長崎日大高２）　⑧太田夢菜（長野日大高２）

学長杯を手にしたアルベロさん