デザインの卒業制作競う 涌井が佳作受賞
校友
2013.12.14 13:42
将来デザイナーを目指す学生の卒業制作を対象とした「MITSUBISHI CHEMICAL JUNIOR DESIGNER AWARD 2013」で、本学の涌井匠さん(13年理工卒)の空間デザイン「浸都の改築―海抜ゼロメートル地帯における街区更改計画」が佳作、渡邊真弓さん(同年芸術卒)の映像作品「ヴェサリウスダンス」が日比野克彦賞を受賞した。
涌井さんは、東京・荒川の上に地上約45階の建物を建てることによって一つの街をつくり上げるという構想を提案。海抜ゼロメートル地帯の街並みを建築の力によって変えられることを受賞作で示した。
渡邊さんは、授業で見て感銘を受けた16世紀の欧州の医師アンドレアス・ヴェサリウスの解剖図を全身タイツに描き、それを着た人物の動きを一こまずつ写真撮影してつなぎ合わせ、解剖された人間が踊る動画を制作した。
涌井さんの話 自分でも満足していた作品なので評価されてうれしい。手伝ってくれた2人の後輩に感謝したい。
涌井さんの4年間の集大成