イラク報道で 綿井さん JCJ大賞

校友

2005.9.1 13:40

 毎年優れたジャーナリズム活動や作品に、日本ジャーナリスト会議(JCJ)が贈る第47回JCJ大賞が7月28日に発表され、ビデオジャーナリストとしてイラク戦争を取材し、ドキュメンタリー映画と著作にまとめた綿井健陽さん(1994年芸術卒)が選ばれた。


 受賞作は初めて監督を務めたドキュメンタリー映画「Little Birds―イラク戦火の家族たち―」(制作・安岡フィルムズ)と著書の「リトルバーズ―戦火のバグダッドから―」(晶文社)。
 
 映画は2003年3月の米国によるイラク侵攻以降、現地で1年半にわたる取材で記録した120時間の映像から102分の映画作品にまとめたもの。ナレーションやBGMなどを一切入れず、実際の銃声や人々の声が記録されている。
 
 受賞となった理由はイラク戦争開戦前後のバグダッドに踏みとどまり、戦火にさらされる一般市民の側から戦争の不条理とひどさを訴えたこと。その取材をドキュメンタリー映画と著書にまとめ、観客、読者に深い感銘を与えたことが挙げられた。