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ダイバーシティシンポジウム スポーツを焦点に議論

テーマは「個が輝く未来」

 本学は9月7日、東京・市ケ谷の日本大学会館で「ダイバーシティシンポジウム」を開催した。本学の学生や付属校生徒、教職員のほか学外者も含め162人が参加(対面50人、オンライン112人)。基調講演として來田享子中京大学副学長が登壇し、パラリンピアンの木村敬一さん(2015年本学大学院文学研究科教育学専攻博士前期課程修了)も講演した。そのほかスポーツに焦点を当てた体験企画、パネルディスカッションを実施した。

今回のテーマは「『あらゆる〝個〟が輝く未来へ』~ダイバーシティスポーツ~」。34の競技部とスポーツ科学部を抱える本学のスポーツにダイバーシティをどう取り入れるかなどについて、議論することを目的に催した。

基調講演には、スポーツにおけるジェンダーが専門の中京大学スポーツ科学部教授の來田副学長が登壇。世界人権宣言と比較し、オリンピック憲章には「性的指向」に基づく差別が禁じられていることに触れ、スポーツは幅広い範囲で人権の尊厳を守ることができると語った。

その後の講演では、木村さんとトヨタ自動車のトヨタスポーツ推進部・浅野秀明スポーツ支援室長がそれぞれ登壇。水泳を事例にパラスポーツの特徴や競技スポーツと社会、企業の課題を述べた。その中で木村さんは、パラリンピックは五輪と比べ報道が少ないことに触れ「どう頑張ってもオリンピアンよりも早く泳ぐことはできない。でも、選手は体の機能を存分に生かして結果を出している。その一歩踏み込んだ理解を持って楽しんでほしい」と力説した。

シンポジウム後半には体験企画として「ブラインド障害物リレー」を開催。アイマスクで視界を遮った人と先導役の2人組で行われた。

最後はパネルディスカッションを開催。前半の本学学生5人による議論では、体の障がいに関わらずスタートラインに立てる工夫や、異文化コミュニケーションとしてのスポーツ、eスポーツの競技としての可能性について活発な意見が交わされた。

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