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特集・連載

よりみち日和 ㊶市谷の杜 本と活字館

歴史と活字に触れる

 JR市ケ谷駅から歩くこと約15分。大きな時計台が目印の「市谷の杜(もり) 本と活字館」がある。
 同館は、1876年に活版印刷所を始めた「秀英舎(現・大日本印刷)」の工場として建てられた。時計台が目印の建物は、もともと来客用カウンターや役員室など、市谷工場の表玄関にあたる。その後工場の移設に伴い、現在の活字を象徴とした施設に改装された。
 1階には、実際に稼働する平台式活版印刷機=下の写真など印刷工場の風景を一部再現した「印刷所」がある。活字の「母型(活字を鋳造する際に用いる金属製の雌型)」を彫り、活字を鋳造し、版を組んで印刷・製本するまでの一連の作業を見ることができる。また、「文選(活字を拾う)」の疑似体験ができるタッチパネルも。例文の文字を一つずつ選び、ゲーム形式で楽しむことができる。
 2階では印刷や本づくりを実際に体験。しおりの活版印刷や、期間限定の箔押しなど、ほかでは味わえない経験ができる。
 約4か月に一回の頻度で企画展を開催。現在「あつまれキラキラ★百箔繚乱」展を2月15日まで実施しており、本の表紙や商品のパッケージによく使われている「箔」を展示。
 またカフェスタンドも設置されている。形態が特徴的な「活字ベンチ」に座り、休憩場所として利用する人も多い。ぜひ授業の終わりに友達と遊びに行ってはどうか。 (道)

東京都新宿区市谷加賀町1―1―1 大日本印刷内(JR中央・総武線「市ケ谷駅」徒歩15分) 午前10時~午後6時 毎週月・火曜定休 ☎03―6386―0555
 詳細は市谷の杜 本と活字館HPへ

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