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本学関係代表選手計7つのメダル/パリ五輪・パリパラリンピック

 パリ五輪が8月11日、パリパラリンピックが9月8日に閉幕した(現地時間)。本学関係の代表選手では、五輪で陸上女子やり投げの北口榛花(2020年スポーツ科卒=日本航空)が金メダル、フェンシング男子エペ団体の山田優(17年文理卒=山一商事)と柔道混合団体の素根輝(スポーツ科4=福岡・南筑高)が共に銀メダルを獲得した。

 また、パラリンピックで競泳男子50㍍自由形(S11)と同100㍍バタフライ(同)の2種目で木村敬一(15年大学院文学研究科博士前期課程修了=東京ガス)が金メダル、同100㍍バタフライ(同)と同400㍍自由形(同)の2種目で富田宇宙(12年文理卒=EY Japan)が銅メダルを手にした。

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女子やり投げ北口

陸上女子やり投げの北口は予選の1回目に予選通過標準記録を越える62㍍58で決勝へ進んだ。

 決勝は1回目に助走をつけた力強い一投で65㍍80を叩き出した。2回目以降の記録は伸びなかったものの首位を守り切り、日本女子フィールド種目で初の金メダルという快挙を成し遂げた。

フェンシング山田と柔道素根が団体

 フェンシングの山田は男子エペ団体に出場。準決勝の最終セットの終盤に山田は怒涛の攻めを見せ、勝利に貢献。決勝でハンガリーと対戦し25―26で惜しくも敗れ銀メダルとなった。

 同エペ個人にも出場した山田は準々決勝まで勝ち上がり、延長戦までもつれ込むも11―12で敗退した。

 柔道の素根は混合団体に選出されたが、けがで出場できなかった。ただ日本は決勝まで進出、惜しくもフランスに敗れ、銀メダルを獲得した。
 また、素根は女子78㌔超級にも出場。準々決勝で延長戦の末、技ありを取られ敗れた。

競泳(パラ)で木村2冠達成、富田は銅2

 競泳では初出場の平井瑞希(付属藤沢高3)が女子100㍍バタフライで決勝まで進出し7位と健闘。同種目の池江璃花子(23年スポーツ科卒=横浜ゴム)は準決勝で敗退した。平井と池江が共に出場した同400㍍メドレーリレーは5位だった。

 東京五輪で銀メダルを獲得した男子200㍍バタフライの本多灯(24年同卒=イトマン東進)はまさかの予選落ちとなった。

 一方、パリパラリンピックの同50㍍自由形(S11)決勝に出場した木村。序盤からトップ争いを繰り広げ、2位とわずか0秒13差でゴール。自らが持つ日本記録を0秒07更新し、金メダルを勝ち取った。

 同100㍍バタフライ(同)決勝には木村と富田が出場。序盤から木村が首位に。その後もトップを維持し、1分0秒90でフィニッシュ。パラリンピック新記録を樹立し、金メダルをつかんだ。富田は木村に続き、50㍍の折り返し地点で2位に。しかし、終盤に失速し、銅メダルとなった。同400㍍自由形(同)の決勝に出場した富田。300㍍付近で4位を抜き、2位に迫るも4分32秒33で銅メダルを獲得した。

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