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特集・連載

NPerson 柱木力登さん 千明大河さん

コンビ結成4年目の学生芸人

 2人は終始笑顔で時には冗談を挟みながら、どんな質問にも丁寧に答えてくれた。

 桂木さんがお笑いに興味を持ったきっかけは高校時代に見たM―1グランプリ。もともとお笑い好きでドリフターズや志村けんのコントを見ていたが、2018年のM―1グランプリで霜降り明星のネタを見て明確に漫才をやりたいと思うようになった。ところが、高校時代は良い相方に出会えず、ステージの上に立てなかった。大学生となり、やるなら今しかないと思い日本大学経商法落語研究会に入会した。

 千明さんが本格的にお笑いに興味を持ったのはコロナ禍の時。高校時代にノリで友達と漫才をすることになった千明さんは、プロ芸人のネタをコピーして披露したところ大ウケ。漫才にのめりこんでいった。

 そんな2人が結成したきっかけは新入生が出演する同会主催のデビューライブ。ライブに向け相方を探していた桂木さんは「辞めなさそう」という理由で千明さんと組んだ。一見そんな理由でと思えるかもしれないが、もし相方に辞められたら1人で出ることになってしまう。それは避けたかったため、サークル活動が終わっても自分と同じく先輩と話している千明さんを見て、すぐには辞めなさそうだと感じ声をかけた。

 それに、デビューライブまで1カ月しかなかったため、相性などを確かめる時間もなく、ほかの部員同様とりあえずコンビを組んだ。そのためか、ほとんどのコンビが解消してしまった。同期で最初から続けているコンビは彼らだけだ。

 しかし、ずっと順風満帆だったわけではなく、デビューライブもあまりウケなかった。笑いを取るために裸で漫才をしてみるなど、いろいろなネタを試したが、しばらくは低迷していたと振り返る。さらに2人の仲もさほど良くなく、お互いに不満がたまることも。それでも、そこで逃げたりせず直接相手に思いをぶつけることで乗り越えてきた。ネタも2人の好きなコント漫才と呼ばれる漫才にコントインするネタをやり続け、徐々に笑いが取れるようになっていった。その結果、大学生M―1グランプリでも決勝進出を果たすなど、成果も出るようになった。

 現在はコンビで月に7本ほど、新宿や中野のステージに立つ。2人とも来年卒業だが、千明さんはプロの芸人になることを決めている一方、桂木さんはプロの芸人にはならず就職する。ただ、お笑いは続ける予定で二足のわらじでコンビは続けるという。いつか2人の漫才をテレビで見てみたい。 

 

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