日本感染症・日本化学療法合同学会 山田さんが優秀演題賞
尿酸値変動予測モデル構築

日本感染症学会の総会・学術講演会と日本化学療法学会の総会は5月22日から24日まで、千代田区の東京国際フォーラムで合同学会を開催し、本学の山田知奈さん(薬6)が一般演題(ポスター)優秀演題賞を受賞した。
両学会は医療の発展および国民の健康増進に寄与することを目的としている。
今回の受賞は山田さんが所属する本学臨床薬物動態学研究室と富山大学医学部感染症学講座との共同研究で、演題名は「ファビピラビル未変化体および代謝物の薬物動態解析と尿酸値変動モデルの検討」。
山田さんは近年国内で感染者が増加しているSFTS(重症熱性血小板減少症候群)の治療薬「ファビピラビル」に着目。SFTSに対する世界初の抗ウイルス薬として2024年に国内で承認されたが、尿酸値が上昇する副作用があった。
今回の研究ではファビピラビルを投与した患者のデータを富山大学から提供を受けて解析。投与後に尿酸値がどのように変動するかを予測するモデルを構築した。この研究によりファビピラビル投与後の尿酸値上昇には個人差が大きいことも判明した。
山田さんは「SFTSの感染者数の増加により研究は進んでいる。今回の研究結果がその後押しになったらうれしい」と思いを述べた。







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