芸術×医 ポッドキャストを共同制作
音声で健康情報配信
芸術学部と医学部が連携し、医療や健康について音声で情報発信するポッドキャスト「病院を聴くラジオ“anatato”」を制作、芸術学部公式YouTubeチャンネルで4月6日からプロトタイプ版の配信を開始した。5月から第2・4日曜日に定期配信している。
同プロジェクトは医学部の権寧博教授(内科学系・呼吸器内科学分野)が研究代表を務める「校友会地域活性化研究プロジェクト」の一環で、芸術学部放送学科の茅原良平教授(ラジオ制作)の監修の下、同学科の学生が制作に携わった。
内容は、医学部の医師をゲストに招き、学生と対談する模様を伝えるというもの。プロトタイプ版では実際に本学板橋病院精神医学系の医師をゲストに招き、睡眠について話を聞いた。
発信媒体をポッドキャストにしたのは、実際に音で先生の声を聞くことにより、紙での情報伝達より受け止める側の印象が変わるためだ。
名前の「anatato」は学生が考案。ポッドキャストを通して板橋病院の医療従事者が1人の人間として、どう患者と向き合っているかを深掘りし、リスナーの「あなたと」一緒に考えていくという意味を込めた。
茅原教授は「まずは、聞いてみて自分の健康を考えるきっかけにしてほしい。医学はなかなか知り得ない世界のため、ポッドキャストを通して医学や医療の分野に親近感を感じてもらえるのがコンテンツの魅力だと思う」とリスナーへのメッセージを述べた。








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