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日本海水学会  白石さんに優秀賞授与

製塩過程で出るCO2回収

 日本海水学会と同学会若手会は3月4日から6日まで「学生研究発表会」を沖縄県久米島町のイーフ情報プラザで開き、本学の白石優成さん(大学院応用分子化学専攻博士前期課程2)の研究に優秀賞を授与した。
 同発表会は、研究発表の機会を通じて他大学の学生や教員、企業の技術者らと交流するきっかけを提供するのが目的。
 受賞した白石さんの研究発表テーマは「製塩工程液へのボイラー排ガス組成のファインバブル導入による炭酸塩の製造と品質制御」。研究にあたっては、海水総合研究所と本学教員の協力のもと、共同で行った。
 白石さんは地球温暖化の原因の一つである二酸化炭素の炭酸塩化に着目。製塩の際に排出される採水ポイントの違う濃縮海水に、排ガス組成ガス(二酸化炭素、酸素、窒素=石炭で燃やしていることを想定したもの)を気泡のサイズを変えて連続的に供給。海水中に含まれる陽イオンと反応させ回収する方法を研究した。
 実験では、製塩工程液(製塩の際に出る廃液)を使用。組成の異なる溶液に、それぞれ気泡発生装置を用いて排ガス組成ガスを含んだファインバブル(直径0・1㍉より小さな泡)を一定時間ごとに注入し、反応を見た。
 結果は、液組成の違いにより、採取できる炭酸カルシウムの種類や量に変化があった。炭酸カルシウムは壁材や紙の塗工材料などに使用される物質。幅広い用途があるため今回の研究でさらなる活用が期待できる。
 白石さんは「今後は社会実装を視野に低コスト化を目指して研究を進めていきたい」と展望を語った。

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