生物資源科 県内初登録の大学博物館
「骨の博物館」を指定
生物資源科学部の「日本大学生物資源科学部博物館」(呼称「骨の博物館」)が神奈川県教育委員会から登録博物館に指定され、同学部は4月18日にプレスリリースで発表した。県内の大学博物館としては初の登録となる。
登録博物館とは博物館法に準じ、各都道府県の教育委員会が指定したもの。以前は法人が運営する博物館は登録対象外であったものの、2022年に博物館法が改正されたことにより、大学博物館も申請することが可能となった。
同博物館も昨年6月より手続きを進め、3月28日付で登録博物館に指定。同県教育委員会からは「展示の一般公開に加え、地域の住民などへの学習の機会や職場体験などの場を提供するなど、学内にとどまらない活動の展開をしていること」が高く評価された。
同博物館は同学部の資料や標本の管理を目的に設置。骨の資料をひときわ多く保有していたため、19年の1階リニューアルと共に呼称を「骨の博物館」とした。そのほか、館内には昆虫、イネの栽培の起源、木幹の標本や農機具、漁具など同学部11学科に関連のある資料が多く並んでいる。
同博物館で学芸員を務める田中雅宏さんは「貴重な生物標本を間近に観察することができます。ぜひ学部生はもちろんのこと他学部の学生にも活用してほしい」と語った。
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