国際関係・国際シンポジウム 高橋教授ら4人登壇
訪日観光の今を基に議論
国際関係学部の国際関係研究所は昨年12月21日、同学部15号館で国際シンポジウムを開催した。関西大学の高橋絹子教授(通訳翻訳学)による基調講演をはじめ、観光業や観光学に携わる4人の専門家が登壇し、14人が聴講した。

観光地に関する講演を行う高橋教授
今回のテーマは「インバウンド増加と国際コミュニケーション」。昨年の訪日外国人数が過去最高を記録する中、国際コミュニケーションのあり方が問い直されている。
冒頭、高橋教授が観光地における翻訳機械の普及にまつわる研究や、関西大学の学生の観光地における取り組みについて講演した。
また京都府の嵐山商店街会長の石川恵介さんと和歌山県の田辺市熊野ツーリズムビューロープロモーション事業部長のブラッド・トウルさんが、観光地における訪日外国人に対する対応の実例を紹介。本学からは陳怡禎助教(社会学)が外国人の日本文化への愛好心による移住行動に関する研究発表を行った。
後半にはパネルディスカッションが開かれ、一般参加者からの質問に登壇者たちが答える形で進められた。
高橋教授は「いろいろな人から話を聞くことができ、私自身も勉強になった」と語った。
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