芸術小神野ゼミ 生活クラブと連携 「国内自給」で作品を発表
芸術学部の小神野真弘専任講師(ジャーナリズム)ゼミの学生ら18人が昨年11月6日、東京都新宿区の生活協同組合・生活クラブ連合会本部で同クラブ提携生産者約150人に向け「国内自給」を呼びかけるポスターや冊子、動画を発表した。同学部は同クラブと産学連携プロジェクトを実施しており、今回の発表はその一環。

ニラ収穫を体験する学生(提供=井村友紀さん)
同プロジェクトは、生活クラブが取り組む課題を若い人に知ってもらう目的で2023年に開始。2回目の今回は「国内自給」がテーマで学生は生産者を取材し、食料自給の大切さを次世代に伝えるための手法を企画立案した。
昨年8月、学生たちは長野県塩尻市の美勢商事を取材し、収穫を体験。同社では自家栽培したニラを用いて無添加の餃子を製造している。実際に収穫体験することで、テーマを深く考えることができたという。
また、定年退職後のセカンドキャリアとして農家を選んだ就農者にも話を聞き、土地に根を張り、生きていく「居場所」の大切さを冊子で表した。
冊子などの制作では、文芸学科を主体に写真学科やデザイン学科など、他学科と協力。各学科の専門分野を融合させることで、同学部5学科による協同の連携型プロジェクトを完成させた。
今回のプロジェクトでは多くの学生とのコミュニケーションを図るため、チームに分かれディスカッションを実施。学生間で情報を共有しながらスムーズに進めた。
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