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国際経営工学シンポジウム  映像に対する感情を視覚化

渡辺教授に優秀論文賞

 国際経営工学学会は国際経営工学シンポジウムを10月4日から6日まで島根県の松江テルサで開催し、生物資源科学部の渡辺志教授(感性情報)と下関市立大学、順天堂大学の教授らとの共同研究が優秀論文賞を受賞した。受賞論文は「ビジュアルアナログスケールを用いた映像コンテンツへの感情反応と視聴意図への影響評価」。

 同シンポジウムでは世界各国から研究者が集まり、経営工学からソフトコンピューティングまで幅広いテーマが議論される。

 渡辺教授らの研究チームは日本とシンガポールの学生を対象に、ビジュアルアナログスケールを用いてアンケートを実施した。ビジュアルアナログスケールとは、本来痛みの程度を視覚的に評価する方法。10㌢㍍の直線の左端を「全く痛くない状態」、右端を「想像できる最大の痛み」とした時に、自身が感じる痛みがどのあたりに該当するか線を引いて指し示す。その後引いた線を左端から㍉㍍単位で計測し、痛みを数値で表す。

 渡辺教授らはこの方法を感情にも応用できると推測。本来のアナログ的な方法ではなく、アプリを使用した。アンケート内容は約2分の動画を観賞し、「面白いと感じたかどうか」「また見たいと思ったかどうか」など五つの質問を実施。

 アンケート結果から学生が動画を視聴し、どのような感情を抱いたのかを予測。その感情がコンテンツを観賞する姿勢にどのような影響を及ぼすのかを評価した。
 渡辺教授は「受賞できたということは、研究を認めてもらえたということ。これからより一層研究を発展させていきたいと」と喜びを語った。

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