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学部・大学院

芸術 Vaundyさん講演

学生に熱いメッセージ贈る

 芸術学部は7月8日に、第18回「日藝賞」を受賞したマルチアーティストのVaundyさん(24歳、2023年デザイン卒)の受賞記念講演会を同学部キャンパスで開催。同学部デザイン学科の木村政司特任教授との対談形式で行われ抽選で選ばれた同学部生ら約270人が参加した。

 講演は約1時間半にわたった。多様な学科と学生の存在に引かれ、本学への入学を決意したというVaundyさん。デザイン学科を選んだ理由を「もの作りは全てデザインからできていると思い、シンプルに画で勝負しようと思った」と当時の考えを語った。

 やりたいことに全力で取り組んでいた学生時代を振り返り、1年生の時には1カ月に1曲ずつ新曲をリリースしていたエピソードを披露。会場の学生を驚かせた。

 また、講演会の中では、大切にしていることにも触れ「作りたいという衝動だけでは完成した時に完璧ではないことがある。作品に深みを持たせるために、さまざまな知識を身に付けている」と作品づくりに対する思いと努力についても話した。

 学生へのメッセージとしては「今しか無駄なものはつくれない。今できることは全部やったほうがいい」と、学生時代の失敗と作品制作経験の重要性を強調した。

 後半の質疑応答では「自分らしさはどう見つけたらよいか」との質問に「自分らしさは自分以外のものに触れている時に分かるから、好きなものをいっぱい見つけて触れてほしい」とアーティストとしての経験を語った。

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