文理・資料館 「甲陽軍鑑」などの資料31点を展示
文理学部と同学部資料館は6月14日から7月22日まで、東京都世田谷区の同学部図書館1階の資料館展示室で企画展「『甲陽軍鑑』と軍学書・軍記物」を開催している。甲陽軍鑑研究の第一人者である故酒井憲二氏(1952年文理学部卒)の遺族から寄贈された31点に及ぶ貴重な資料が見られる。
『甲陽軍鑑』は江戸時代に出版された書物で、甲斐国(現在の山梨県)の戦国武将として有名な武田信玄の事跡や政治・軍学の理論をまとめた軍学書。本展示ではこの甲陽軍鑑のほか、関連する書籍として『甲陽軍鑑末書』、甲州流軍学をめぐる書物や図面などが黒箪笥に収められた資料群『信玄流軍書』など、貴重な軍学書や軍記物が全4章に渡り展示、解説されている。
展示担当者の鈴木功眞教授(日本語学)は今回の展示について、「価値の高い資料が多く、見て後悔のない展示となっている」と話した。
アクセス 京王線「下高井戸駅」徒歩8分 「桜上水駅」徒歩8分
開館時間 平日:午前10時〜午後5時 土曜:午前10時〜午後1時(7月6日、20日は午後5時まで) 日曜休館(7月14日は特別開館)
入館料 無料
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