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工  川崎准教授ら優秀論文賞  

  • 工学部

プローブデータで渋滞予測  

工学部土木工学科の川崎洋輔准教授(交通工学)と首都高速道路などとの産学連携で取り組む共同研究チームがこのほど、土木学会の土木計画学研究委員会優秀論文賞を受賞した。

「状態空間モデルによる事故発生時の交通流率の推定手法の構築」という論文で、全134編の中から選出された。

川崎准教授らは、高速道路で交通状況を把握するため、車両感知器が存在しない場所における事故発生時の交通渋滞を推定する手法を開発。

具体的には事故地点に近接する車両感知器のデータと、「ETC2・0」に対応した走行車両から得られるプローブデータを併用、交通流モデルにより融合して渋滞状況を推定する。

この手法は交通管制の高度化や、車両感知器の維持管理コストの低減など、インフラの合理化につながる可能性がある。

首都高速道路では車両感知器の故障や維持管理コストの増加が問題となっている。そこで、オリエンタルコンサルタンツ(建設コンサルタント会社)が主体となり大学(本学、東北大)、首都高速道路による産学連携での共同研究が2019年から開始された。