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鳥人間コンテスト 目指せ夢のアベックV

 日本テレビ系列の民放局が主催の「第31回鳥人間コンテスト」が7月28、29日に滋賀県彦根市の琵琶湖東岸で開催される。悲願の初優勝を目指す生産工学部航空研究会は滑空部門に、「V奪回」を狙う理工学部航空研究会は人力プロペラ部門に今年も出場。アベックVを目指す大会目前の両チームをリポートした。

抗力低減狙い改良
 生産工航空研(上田翔太キャプテン=機械工3)の機体の愛称は「Sch●rfen(シェルフェン)」(※1)。ドイツ語で「研ぐ」という意味だ。252・67メートルを飛び滑空部門で準優勝した昨年の実績をさらに研ぎ澄まし優勝するという決意だ。
 「どんな状況下でもビッグフライトをする機体」をコンセプトに、昨年8月に設計を開始した。機体のベースは昨年と同じだが、抗力の低減を狙って両翼を細くシャープに改良。また、確実に離陸するために水平尾翼の角度を調節できるようにした。設計を担当した高橋朋哉さん(同)は「昨年の好記録は確かにプレッシャーだが、風さえよければ更新できる」と太鼓判を押す。
 パイロットを務める莅戸(のぞきど)祥人さん(電気電子工3)は昨年に続いて2度目の飛行。昨年からハンググライダーを5回経験して、離陸練習を重ね「今年は優勝を狙える」と自信をのぞかせる。「学生記録の300メートルを超えて優勝したい」と語る上田キャプテン。初Vに向け間もなく湖上に飛び立つ。
※1…●は「a」に「¨」
V奪回に死角なし
 理工航空研(安藤貴一キャプテン=航空宇宙工3)は、おなじみの「M●we(メーベ)」(※2)で出場する。
 パイロットを務める中村聡之さん(同)の「確実に飛行できる機体を」という要求に応えようと、昨年8月から製作に着手した。重量を抑えるため、ギアなどの駆動系の金属部分の軽量化を図った。
 軽量化によって例年よりも速度を抑え、安定した飛行が可能になる。半面、風に弱いという不安が生まれた。この弱点を克服しようと、テスト飛行を昨年より多くこなした。「飛んだ分だけ結果につながるはず」(中村)だ。中村さんは、コックピットと同形のエアロバイクを漕ぐトレーニングもこなした。スタミナ面での準備は万全。「風には操縦と脚力で対応する」(中村)、「パイロットには自信がある」(安藤)とV奪回に死角はない。
※2…●は「o」に「¨」
鳥人間6.jpg
昨年、滑空部門で252.67㍍を記録し準優勝した生産工

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