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鳥人間コンテスト ~それぞれの思い乗せて~

 “大空を駆け抜けたい”思いを実現させる第29回鳥人間コンテストが、今年も7月16、17日に滋賀・琵琶湖東岸(彦根市松原)で開催される。
 本学からは理工学部と生産工学部の航空研究会の2チームが出場。
 人力プロペラ機部門で優勝を狙う理工と、滑空機部門オープンクラスで6年ぶりの出場となる生産工。
大会を目前に両機体をリポートした。

 理工(山本昌平キャプテン=航空宇宙工3)は過去に6回優勝、4回の準優勝を果たしている。昨年8月から「メーベ22」の設計を始め、主翼、尾翼、フレーム、プロペラ、電子系を一人ずつが担当。
 パイロットは田中丸真輔さん(同)が担当する。
 比較的設計しやすく、速く飛べるペダル式の「サイクリング型」よりも「リカンベント型」を2年前から採用している。これは仰向けで漕ぐ型で、向かい風の抵抗を受けにくく、パイロットに負担をかけずに長時間飛行し続けることができる。
 日本新記録を樹立したメーベ20や、昨年飛べなかった21をベースに設計し、全体の肉抜きとフェアリング(囲い)の小型化に努め2キロの軽量化に成功した。
 テストフライトも既に5回行い、今後は大会に向けて最終調整を行う。
 今大会から折り返し飛行が可能になり、50キロメートル飛行を目指す。山本キャプテンは「当然優勝は狙う。また理工に勝てなかった、と周りに言わせてみたい」と意気込みを語った。
生産工、反省を生かして機体を改良
 生産工(及川尚樹キャプテン=機械工3)は4月末に書類選考が通過し、6年ぶりの出場を決めた。
 「B―Style」の設計は昨年10月から開始し6月30日に完成した。設計とパイロットはともに長谷川靖さん(同)が務める。
 6年前の大会で測定不能となった反省を生かし、当初は機体が浮き上がれば飛び続けることが出来ると考え、軽量化に励んできた。だが試験機のテスト走行では、突風で機体の強度が耐え切れず折れてしまった。この経験からあくまで「鋭く駆け抜ける機体」を目指した。滑空機は通常、パイロットが前傾姿勢で飛行する。
 しかし視点がぶれてしまうことを避けるため、いすのように前方に足を掛ける形状に変更した。またデザインを重視しコックピットはあえて流線型にせず、角張った形状のままにした。大会ではいまだ学生記録で出していない300メートル到達を目指す。
 
 及川キャプテンは「優勝したいという欲がわいてきた。チャンスを最大限に生かしたい」と話した。
【部門説明】
 人力プロペラ機部門 人力でプロペラを回し、その力で飛行し琵琶湖に着水す
るまでの距離を競う。今大会から折り返し飛行が可能になった。
 滑空機部門 プロペラなどの装置を持たずプラットフォームから滑空し、着水
するまでの競技を競う。

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