24年度自主創造プロジェクト 今年度も様々な取り組みが行われる
学生が発案・企画し複数の学部の学生が参画して行う「自主創造プロジェクト」。2024年度もさまざまな取り組みが行われた。本紙はその中から、ビジネスプランコンテストと日本大学付属高等学校交流会の二つのプロジェクトを取材した。
付属校生との交流の場広める
文理学部の次世代社会研究センターは2月9日に自主創造プロジェクト「日本大学付属高等学校交流会」を同学部で開催し、付属高5校から28人の高校生が参加した。
同交流会実行委員長の谷本晃輝さん(文学研究科教育学専攻博士前期課程2)によると「高校生同士で交流がないのはもったいない」との思いから企画した。
同交流会は3部制で行われ、1部では異なる高校同士のグループで交流を深める「日大付属高校ミートアップ」を実施。ゲームや学校生活の話で大いに盛り上がった。
2部は高校生と大学生の交流を目的に「等身大オープンキャンパス」を開催。授業とアルバイトの両立など高校生の疑問に大学生が答える形で行った。
3部は高校生が「あったらいいな こんなもの・こと」をテーマに行う「日大付属高校プレゼンコンテスト」。付属豊山高を含む3校の生徒が出場。生徒自身が新たなアプリや取り組みをスライド形式で紹介した。
参加した高校生は「他校と交流し、視野が広がった」と同交流会を振り返った。

大学生に質問する高校生
メンズコスメ事業が最優秀賞
本学の自主創造プロジェクト「ビジネスプランコンテスト」の最終選考会が2月15日に東京・市ケ谷の日本大学会館で行われ、「メンズコスメ事業」について発表した前田悠斗さん(商・経営2)と徳丸稜真さん(同・商業2)のチームが最優秀賞を獲得した。
同コンテストは、起業したい本学生のための交流の場づくりを目的に昨年度から開催。応募数は昨年度6学部から12件だったのに対し、今年度は10学部から28件と2倍以上となった。
最終選考会では、二次審査を通過した5組がプレゼンテーションを行い、本学出身の社長2人と現役生2人による審査が行われた。
最優秀賞に選ばれた前田さんと徳丸さんは働く男性をターゲットに、スキンケアとメイクの両方の機能を備えた「VVクリーム」を開発。肌に関する市場調査をもとに販売戦略を発表した。
前田さんは「最年少上場を目標に、謙虚に励んでいきたい」と笑顔で語った。

プレゼンテーションを行う前田さん(右)と徳丸さん
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