朝日広告賞 飯岡さんら最高賞に
樹木葬の魅力をアピール
朝日新聞社が主催する第71回朝日広告賞で、飯岡萌音さん(24歳、2021年芸術卒)らの共同作品が、一般公募・新聞広告の部で応募総数1512作品の中から最高の「朝日広告賞」に輝いた。
同賞は各時代の優れた新聞広告を顕彰し、広告文化の発展に寄与する目的で1952年から開催されている。今年は61の企業や学校などから課題が提示された。
飯岡さんは自身が勤める広告会社の友人2人と共に千葉県袖ケ浦市にある寺院「真光寺」が提示した、樹木葬についての広告制作に取り組んだ。
樹木葬の木陰に座って休んでいる女の子の視点で描かれたイラストに、タイトルである「死ぬのが怖いのは、冷たいお墓にも責任があると思う。」というキャッチコピーが書かれている。
従来の日本の墓地では数少ない自然に囲まれた光景を描き、墓石の代わりに樹木を墓標とする樹木葬の魅力をアピール。また、女の子の足元の視点を切り取ることで読者へ没入感を与える狙いがある。
第三者視点のキャッチコピーは、従来の墓のあり方と死生観について問いかけた。
飯岡さんは「学生時代から取り組んでいたコンテストだったので、社会人になってようやく賞をもらえてうれしい」と念願の大賞受賞の喜びを語った。
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