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各流派合同新春舞踊大会  北嶋さん文科大臣賞

  • 芸術

かわいらしいウサギ演じる

文化庁と日本舞踊協会が主催する「各流派合同新春舞踊大会」の最終本選がこのほど、東京都千代田区の国立劇場で行われ、最高位である文部科学大臣賞を北嶋なるみさん(芸名=花柳絵美舞也(はなやぎえみまいなり))(2020年芸術学部卒)が受賞した。

大会賞には、池田亜侑美さん(芸名=花柳基(はなやぎもと)紫瑞(しずい))(13年芸術学部卒)が、奨励賞には向井絢香さん(芸名‖花柳寿(はなやぎす)万籠(まかご))(10年芸術学部卒)がそれぞれ輝いた。

若手日本舞踊家の登竜門とされる同大会は、50歳までの同協会会員が出場できる。日頃の研さんの成果を発表し、古典の日本舞踊を継承、発展させていく人材育成の場でもある。
映像審査、本選、最終本選があり、本選を通過した7人が最終本選に進んだ。

3回目の出場となった北嶋さんは、月に住むウサギが臼ときねで餅をつくシーンから始まる「清元『玉兎』」を披露。ウサギの耳などの衣装を着ることなくかわいらしいウサギを表現した。

また、池田さんは梅の香りが漂う隅田川周辺の春の様子を表現した「清元『梅の春』」を踊った。向井さんはシャボン玉売りを傘や箱などの小道具を使って演じる「清元『玉屋』」を披露した。
北嶋さんは「受賞できて本当にうれしい。お世話になった方々に感謝したい」と話した。

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