吹き荒れた「翔猿旋風」 好成績で敢闘賞を受賞
大相撲の九月場所に「翔猿旋風」が吹き荒れた。
本学OBの翔猿関(本名・岩崎正也、2015年経済卒=追手風部屋)。28歳という遅咲きの新入幕ながら11勝4敗の好成績で敢闘賞を受賞。106年ぶりとなる新入幕優勝こそ逃したものの、終盤まで優勝争いに加わり場所を盛り上げた。
本命が不在の場所で初日から4連勝の好スタート。中日を6勝2敗で折り返し、10日目には早々と勝ち越しを決めた。13日目に隆の勝を送り出しで下して11勝2敗とした時点で、一挙に期待が高まった。
14日目と千秋楽の三役以上との対戦は連敗したが、身長175cmの小兵ながら「申年生まれで動きが猿のよう」と本人が言う通り、躍動感ある取り口で相撲ファンの心をわしづかみにした。
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