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日本水泳連盟競泳委員会 倉沢氏が委員長代行

ロス五輪に向け体制整備

倉沢委員長代行(提供=本人)

 日本水泳連盟は昨年11月6日、梅原孝之同連盟競泳委員長の退任(昨年9月30日付)に伴う残任期間について、本学法学部職員の倉沢利彰さん(48歳、2000年経済・経済卒)を同連盟競泳委員会委員長代行に選任すると決定した。今後は倉沢委員長代行を中心に、2028年のロサンゼルス(ロス)五輪へ向け競泳強化体制を整備していく。

 倉沢委員長代行は1991年、15歳の時に日本選手権・男子個人メドレーで2冠(200㍍、400㍍)を達成し、92年にバルセロナ五輪、96年にアトランタ五輪に出場。選手引退後は本学水泳部のコーチなどを歴任した。

 委員長代行就任後は、ロス五輪に向けたジュニア強化が目的のナショナル選手強化合宿や全国11ブロック合宿の視察、競泳強化事業の計画策定などに注力していく。

 視察時は練習場所の雰囲気を見て選手や指導陣の意見を収集。「選手にルールを押し付けるのではなく、特性を受け止めどう生かすか考えている」と語った。

 今後の目標について「水泳の魅力を伝えて競技人口を増やしたい。日本の選手がロス五輪で良い結果を残せるようにサポートするのはもちろん、その後も競泳界が盛り上がり続けるような道筋を作りたい」と先を見据えていた。

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