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不正徴収問題 返金手続き完了

112人が対象

 本学は昨年12月19日、重量挙部など3競技部で発覚した納付金の不正(不適切)徴収などの金銭不祥事に対して、申し出のあった奨学生・元奨学生の部員・保護者への返金手続きが終了したと発表した。3競技部における返金対象者は全112人で、被害総額は約1億2142万円に達した。

 競技部ごとの内訳は、重量挙部が返金対象58人、被害額5326万6430円。陸上競技部が返金対象25人、被害額4417万円。スケート部が返金対象29人、被害額2399万2500円。それぞれ返金日までの遅延損害金を付けて、返金手続きを完了した。

 また、バスケットボール部については、昨年12月19日時点で返金希望者はなく、保護者らは免除された納付金の一部徴収を了解していたとの供述があったため、不法行為は認められないとした。

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