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全学FDワークショップ開催 教員49人が授業立案

初年次教育テーマに議論

 本学のFD推進センターは全学FDワークショップを8月28、29日に東京・市ケ谷の日本大学会館で開催し、参加した教員らが初年次教育について議論を深めた。
 FDとはFaculty Developmentの略で教育の充実を図るため、大学の授業内容・方法を改善するための組織的な研修や研究のこと。2008年に本学FD推進センターが設置され、同ワークショップは13年から開催されてきた。

 今年は参加した49人の教員が6グループに分かれ、初年次教育の問題点をテーマに議論。初日は「学生の基礎学力にばらつきがある」「シラバスが形骸化している」などの問題点が挙がり、それらが初年次教育に及ぼす重要度や緊急性などについて話し合われた。

 2日目は各種問題点を克服する初年次の全学共通科目を、日本大学教育憲章を基軸に各グループが立案し、シラバスを作成。教員が自分の学部がどのような研究をしているのかを知ってもらう講義や、上級学年の教室を見学して、どのような態度で授業を受けるべきかを考えてもらう講義など、ユニークな授業を提案するグループもあった。
 参加した理工学部の教員は「大変だったが、科目を作成する一連のプロセスを体系的に学べたのは良かった」と2日間を振り返った。

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