メニューの開閉

特集・連載

「再生会議」が初会合 議長に矢田次男弁護士選出

「日本大学再生会議」が1月18日、日本大学会館2階会議室で初会合を開いた。大学教育・経営の専門家、私立大の理事長・学長、弁護士ら外部有識者11人の委員で構成され、この日は10人が出席。議長に元東京地検特捜部検事の矢田次男弁護士を選出した。
再生会議は田中英寿前理事長が敷いた独裁的な法人運営を二度と起こさないための新たなガバナンス体制構築を目指す。具体的には、理事会・評議員会の「機能不全」解消を目指し、各役員の選出方法などを再考する。本学出身の弁護士らで構成する「日本大学法曹会」からの提言も受け、理事数の削減や評議員会など重要会議の情報公開なども検討、理事長と学長の業務や選出方法見直しにも踏み込むと見られる。
矢田議長は、初会合で本学の役員人事の在り方を問題視する声が挙がったことを明らかにし、役員の選出経過や任期などを徹底調査する方針を示した。
再生会議は今後、週1回のペースで計5~8回の会合を予定。3月末をめどに最終答申書をまとめる。「刷新体制」下で本学の適切な業務執行状況が確認されれば解散するが、不十分であれば指導も検討する。
第三者委員会と
通報窓口を設置
また、3人の弁護士委員による「第三者委員会」の設置に伴い、今回の事件に関する情報提供を求める「ホットライン」が設けられた。第三者委員会は日本弁護士連合会が定める「企業等不祥事における第三者委員会ガイドライン」に基づく組織。本学と全く利害関係のない立場から、一連の不祥事について調査し原因を究明する。
また、昨年9月に本学監事の下で発足した「調査チーム」は文部科学省から客観性、中立性に欠けると指摘されたことを受け、旧チームのうち学外弁護士による「外部調査チーム」として引き続き調査を継続。本学は、第三者委員会の調査結果も併せて、善管注意義務違反などが認められる理事、監事らの責任を検討、処分する方針だ。

関連タグ

合わせて読みたい

特集・連載

大学発スタートアップ 都の支援事業に採択

戦略明確化や組織体制整備  本学は7月13日に東京都の「大学発スタートアップ創出支援事業」に採択された。支援期間は今年度から来年度まで。 同事業は大学が多く集中する東京の強みを生かし、研究シーズやアイデア等の事業化をサポ […]

特集・連載

先生教えて! SNSのアルゴリズム

危険性を認識し、SNSとうまく向き合う  SNSのタイムラインの構成はユーザーの興味や行動に基づいて決定され「アルゴリズム」によって最適化されている。現代のSNSの仕組みや問題点について、法学部新聞学科の山口達男専任講師 […]

  • 先生教えて!

特集・連載

経済・防犯講話 薬物の危険強調 学生へ注意喚起

学生へ注意喚起 違法薬物の危険性を学ぶ学生たち  経済学部は7月17日に防犯講話を同学部本館で開催した。今回の講演テーマは「大切な未来のために違法薬物シャットアウト!~違法薬物乱用ゼロへ~」。厚生労働省の関東信越厚生局麻 […]

  • 経済学部

特集・連載

人権相談は微増 

公益通報9件増  本学コンプライアンス事務局は7月29日、2025年度の人権侵害相談と公益通報に関する概要を公表した。  人権侵害相談件数は158件で前年度から4件増加した。このうち、相談者からの申し立てを受けて人権アド […]

特集・連載

校友会役員総会 新会費制度など6議案可決 

新会長に林真理子氏 総会であいさつする林新会長  2026年度の本学校友会の役員総会が7月10日に文京区の東京ドームホテルで開かれ、総会当日をもって任期を終えた大谷喜一会長の後任に林真理子氏(72歳、1976年芸術卒)を […]

  • 校友会

特集・連載

卓上の書籍 ~青海原~

 照り付ける太陽、どこまでも続く青い海。8月は本格的な夏の到来を感じる季節だ。 今月のテーマは「青海原」。大学生に限らず人は人間関係に悩んだり、先の見えない将来を不安に思ったり、日々押し寄せるさまざまな波にのみ込まれそう […]

  • 卓上の書籍