歌や演奏で被災地支援 音楽5団体がチャリティー

総合

2011.6.4 09:48

 学生支援部所属の五つの学生団体が5月1日、東京都江東区のショッピングモール、サンストリート亀戸で東日本大震災による被災地支援のためのチャリティーイベントを行った。総勢140人近い部員らは3時間にわたって演奏を披露、多くの買い物客が足を止めて耳を傾けた。会場では学生団体と全学部等学部祭実行委員会(大学生サミット)が交代で募金活動。寄せられた16万6127円は日本赤十字社を通じて全額寄付される。


 音楽を通じて被災地を支援できないかと考えた学生支援部所属の学生団体のうち、吹奏楽研究会、リズム・ソサエティ・オーケストラ、軽音楽部ハワイアン研究会フラワーレイ、管弦楽団、合唱団の5団体が参加した。さらに、大学生サミットの学生らも募金や運営に協力することになった。
 トップで演奏したリズム・ソサエティ・オーケストラは「September」などラテンジャズナンバー6曲を披露し会場を沸かせた。軽音楽部ハワイアン研究会フラワーレイはDREAMSCOMETRUEの「晴れたらいいね」など6曲を演奏。代表の柿沼優一さん(経済・経済3)は「バンドが全員で力を合わせる必要があるように、被災地のためにみんなで頑張りたい」と語った。
 松沢公俊団長(理工・土木工3)が「復興の祈りを音楽にのせて届けたい」と意気込んでいた管弦楽団は、オーストリア人作曲家スッペの「軽騎兵」など3曲を演奏した。さらに合唱団は米国の兄妹デュオ、カーペンターズの「Top of the World」など6曲を披露した。
 最後を飾った吹奏楽研究会は軽快な曲とともに行進して入場した。会場となった円形広場のいす席は既に満席で、2階から見る人や立ち見の人も出るなどこの日一番の盛り上がりを見せた。同研究会がアニメ映画のテーマ曲「となりのトトロ」の演奏を始めると、聴衆から手拍子が起こり会場が一体になった。山上路夫作詩の「翼をください」と本学校歌の演奏では合唱団と共演。最後の曲の演奏中に雨が降り出したが、ほとんどの観客は最後まで聞き入り、大きな拍手を送った。
 観客の石神亜沙子さん(大学院理工学研究科博士前期課程1)は「被災地の人に今日の音楽が届いてほしい」と話した。また、日本郵政勤務の久保田彩香さん(22歳)は「歌を聴いて元気が出た。被災地のみなさんにも歌を歌って元気になってほしい」と話した。
20110520konnsa-to.jpg
チャリティーイベントに集まった観客の前で演奏を披露する吹奏楽研究会と合唱団