学祖の記念碑移設 生野駅前で除幕式
総合
2011.4.23 14:25
兵庫県朝来市の郊外にあった学祖山田顕義の記念碑がこのほど、JR生野駅近くの広場に移設された。
記念碑は、本学の創立100周年を記念して1989年10月に旧生野町(現朝来市)の生野銀山に建立された。しかし、建立地が市街地から離れた場所にあることなどから、本学校友で但陽信用金庫理事長の桑田純一郎さん(61歳、72年経済卒)=同市在住=らが中心となり駅前に移設する計画を市に提案、4月上旬に移設工事が完了した。
4月17日には除幕式が行われ、桑田さんらのほか本学から佐藤三武朗国際関係学部長と若女井光男校友会本部事務局長が出席した。
山田は、1892年に生野鉱山の視察中に倒れ、49歳で死去した。碑には略伝のほか、山田の功績をたたえる高梨公之第7代総長の言葉が刻まれている。
除幕式であいさつする佐藤学部長