文理 小林教授にロレアル・ユネスコ女性科学賞 日本人3人目の快挙

総合

2008.12.18 19:21

 文理学部の小林昭子教授(分子物性化学)がこのほど、優れた女性科学者に贈られる「ロレアル・ユネスコ女性科学賞」を受賞した。日本人受賞者は2000年の岡崎恒子名古屋大学名誉教授、05年の米沢富美子慶応大学名誉教授に続いて3人目。受賞式は09年3月5日にパリのユネスコ(国連教育科学文化機関)本部で行われる。
 


 小林教授は、一種類の分子だけでできた結晶(単一分子性結晶)に金属の性質があることを世界で初めて実証した。従来の常識を覆すとともに、化学的に分子を設計・合成する「分子物性開発」の分野に新たな道を切り開いた。
 小林教授は「国際的に研究が認めてもらえた。これからも化学の知識を深めたい」と話した。
 同賞は、フランスの化粧品メーカー、ロレアルグループとユネスコが、女性研究者の顕彰と地位向上などを目的に1998年に創設された。